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健康診断をしませんか?

2023.01.27

こんにちは。看護師の古大内です。

みなさんは大切な家族の健康診断はしていますか?

「うちの子、元気だから検査しなくても大丈夫」とお考えではありませんか?

動物は人間のように痛い、苦しいを話すことができない、症状を表に出さない健気な生き物です。

一見元気そうに見える動物さんでも血液検査やレントゲン検査、超音波画像検査を組み合わせて検査することによって、病気の早期発見、早期治療に繋がったり、経過観察をしていった方がいい箇所を発見したりする事もできます。

健康診断のタイミングとしては5歳までは年に1回、犬も猫もシニア期に入るとされる6歳からは半年に1回の健康診断が理想的とされています。

検査内容は先生と相談にはなりますが基本的には以下の3つになります。

①血液検査

血液検査をすることで腎臓、肝臓など各臓器が正常に機能しているかどうかを確認することができます。

シニア期からはホルモン検査も行いホルモンの分泌異常が無いかも確認します。

②レントゲン検査

レントゲンは、横向きと仰向けにした状態で胸部と腹部の撮影を行います。「胸部レントゲン」では、胸部の骨格、心臓や呼吸器などに異常がないか「腹部レントゲン」では、腹部の骨格、肝臓や消化器などに異常がないかを確認します。

③エコー検査

エコー検査には一般的に行うものとしては心臓エコーと腹部エコーがあります。

『心臓エコー』は、心臓疾患の有無や状況によってはフィラリア感染なども詳しくわかります。『腹部エコー』では、胃や腸、肝臓、脾臓、腎臓、副腎、膀胱、膵臓等々、各臓器に病変がないか、腫瘍や腎結石などの石があった場合はミリ単位で計測する事も可能です。

私の飼っているワンちゃんも普段とても元気な子なんですが、先日、健康診断をしてもらい病気が発見され早期発見、治療を開始することが出来ました!今回、掲載している画像はすべてわたしの愛犬のものですが、実際にはもっとたくさんの画像が先生からのくわしい解説付きで見せてもらえます!私ははじめて病変部だけでなく、異常のない健常な臓器についても説明してもらえて本当に勉強になりましたし、定期的に健康診断をしなければいけない、してあげたいと心から思いました!

また、当院は最新の電子カルテシステムを導入しており、検査結果はすべて電子カルテ内に保存、保管されます。毎回検査をするたびに愛犬、愛猫の健康診断結果が増えていきます。しかも、血液検査データはもちろん、レントゲンやエコー検査の画像も検査すればするほど比較できる有意義なデータとして蓄積され、いつでも瞬時に画像を確認、比較することができます。

このことで半年、一年前にはなかった病変が見つかった、ここまで大きくなっている、など他の子では認められない所見でもこの子にとっては小さいころから認められる正常な所見である、などということまでわかったり!

当院の最新の検査機器で撮った画像は診察室ですぐにモニターで確認いただけます。もちろん、先生からの詳しい説明付きで、みなさんが感動されるのも納得です。

みなさんも、大切な家族とより長く健康に、元気に過ごすことができるよう、是非、当院での健康診断をお勧めいたします♪

看護師 古大内